もくじ
高級クラブに来る一流の男性は「子供っぽさ」を忘れない
私はこれまでたくさんのお客様を見てきました。
繰り返しになりますが、高級クラブに来店される男性というのは、一目見ただけでその人が一流かどうかわかります。
ただし見た目といっても、外見ではありません。
服装や時計など、外見をどれだけ飾っていても、あまり魅力を感じない男性も沢山います。
私が思う一流の男性に共通する事ですが、どこか「子供っぽさ」があるんです。
いつも楽しいことを探しているような、好奇心旺盛でキラキラしてるようなな男性には、大物を呼ばれる方が多いです。
そういう男性は私たちホステスからも、他のお客様からも一目置かれる存在になります。
それに加えて、一流の男性は自分に自信があるからか、とても楽しそうで余裕があるんです。
いつどんな時でも誰にでも屈託のない笑顔で話しかけ、人との間に壁を作らず、その人の周りには常に笑顔が絶えません。
変に気取ったりせず、話しやすくて面白い話題を持っていて、話の中でちょっと子供っぽい一面が見え隠れする。
高級クラブに限らず会社でも、こういう方の周りには人が集まりますよね。
そういう良い意味での「子供っぽさ」が、一流の男性の共通点でしょう。
人をワクワクさせる魅力がある
高級クラブに来店される方の中でも、出世する方や見どころがある方というのは、人をワクワクさせる魅力があるんです。
そうした方は、若い頃からエネルギッシュで目がキラキラ輝いています。
初めてお会いした時に「この人だったら何か面白いことをやってくれる」と期待させる人は、社会的にも成功するケースが多く、お店でもこうしたお客様はホステスに非常に人気です。
反対に、受け身がちで、こちらから何かアクションを起こさないといけないお客様は難しいです。
自分からアプローチできずに周囲の人と距離を置いてしまう方は、やはり二流、三流の男性と言わざるを得ません。
一流の男性を目指すなら、まずは人を惹き付けるような魅力を持つのが第一条件です。
もしも自分が一流の男性になりたいと思うなら、まずは自分のことだけでなく、周囲に目を向けてみてはいかがでしょうか。
そもそも受け身がちで距離を置いてしまう方は、人間としてみた時に「自意識過剰」である事が多いです。
「自分がどう見られるか」ばかり気にしてしまうから、失敗したり浮いてしまうのを恐れてアクションをおこせない。
反対に一流の男性というのは、「自分がどう見られるか」ではなく「自分が人を見る」側にいるので、失敗を恐れず相手をよく観察して適確な会話やアクションを取っています。
常に「他人から承認される側」ではなく、「他人を承認する側」としてのスタンスで生きているので魅力的なんですね。
言葉だと伝わりにくいかもしれませんが、実際に高級クラブに来店して、本物の一流の男性を見てお手本にするのも参考になりますよ。
「少年らしさ」であり、幼さや未熟さとは違う
冒頭で説明した一流の男性の男性が持つ「子供っぽさ」は、いわゆる幼さや未熟さとは違います。
時々お客様の中には「子供っぽさ」を勘違いして、変に甘えたりわがままを言う方がいますが、それは大間違いですので絶対にやめてください。
そういう男性は、高級クラブで最も嫌悪されます。
成功する一流の男性は成熟した大人でありながらも、「少年らしさ」を持っています。
良い意味での「やんちゃさ」と言ってもいいかもしれません。
いつまでたっても少年の心を忘れない爽やかな男性は、女性から見ても男性から見ても魅力的です。
「男も惚れる男」というのがありますが、一流の男性にはそういった方が多いです。
「少年らしさ」を忘れず、好奇心旺盛で常に楽しいことを追いかけていく姿勢は、キラキラ輝いて見えるもの。
しかし、そうした内側から溢れる魅力というのは、なかなかやろうとして一朝一夕にできるものではありません。
また、社会的な立場や年齢を重ねると、どうしても心に疲れや汚れが出てきてしまうもの。
エネルギーも減り思考も年々と凝り固まってきて、いつまでも少年の頃の純粋さを持ち続けるのは難しいものです。
社会の荒波に揉まれても、自分の純粋な部分を決して忘れない。
そんな強いエネルギーを持っている方こそ、一流の男性と呼ぶにふさわしいでしょう。